アプライド・キネシオロジー(APPLIDE KINESIOLOGY) 略して AKと呼ぶ

AKはアプライド+キネシオロジーという複合語である。キネシオロジーはまた、
ギリシア語のKINESIS(運動)とLOOGY(学問)を語源とするもので、
「人間の運動科学」と定義される。人間の運動を研究・分析する学問であり、
解剖・神経・生理・物理および心理学等の科学の基礎知識を総合した科学のことである。
アプライドは「応用」であり、実用的に使用する、という意味です。
したがって、アプライド・キネシオロジーは、日本語では「応用運動機能学」と略されますが、
ウェヴスター等の辞典によれば、キネシオロジーは基礎的な科学を実用的に応用したものである。(注:キネシオロジーはあくまで”運動の科学”であり、アプライド・キネシオロジーと混合して使用してはならない)

 人体の構造と機能は、まったく相互依存関係にある。人体構造がいかなる具合であれ変化したり異常をきたしたりすれば、機能もただちに変化する。
また主要機能の変化は構造の変化を招く。例えば、背骨に問題があれば正常な神経伝達や循環を阻害するような、
化学的変化が生じる。それは単に筋肉や骨格だけに止まらず、体内循環や体の全器官に深刻な影響を与えるのである。
(器官の問題により筋肉、骨格にも影響はでます。)

カイロプラクティックを端的に説明すれば"背骨を調整し、神経の調節制御機能を正常にする医療”である。
このアプライド・キネシオロジーはカイロプラクティック・ドクターのジョージ・グッドハートによって展開されたもので、
”筋肉を応用した治療法”という、カイロプラクティックにおける高等なテクニックである。背骨は筋肉及び、じん帯に支えられているものであるから、そうした軟部組織の調整も非常に重要なものとなってくる。
そうした点で、アプライド・キネシオロジーは医療体系として素晴らしいものといえるでしょう。

それだけではなく、アプライド・キネシオロジーはまた”体の機能を運動学的面から評価・診断するシステム”である。
こうしたところも治療分野においては、ユニークな存在で、最近急速進歩している分野として、いろいろな医療分野から注目されている。

その基本システムは”アプライド(応用)+キネシオロジー(運動学)”という名称に見られるように、体の機能を骨格システムダイナミックスを通して筋力テストすることにより、評価・診断するものである。
最近いろいろな分野において、筋力テストが利用されているが、それらはいずれもアプライド・キネシオロジーの一部である。
つまり、この医療体系は注目されているだけではなく、すでに他の医療分野で利用されているものでもある。

AKテクニックより、AKの概念
The English notation is here.
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